1954-12-21 第21回国会 衆議院 予算委員会 第1号
従つて国庫補助金が組まれない。その結果、都道府県、市町村の財政は、この国庫補助金を組み入れて予算を組むわけでございますから、それが一切組めない、こういう状態になる。そのほかに政府の交付金も中止になる。起債も一応ストツプになる。その状態のもとで、今でさえ混乱しておる地方財政が、暫定予算の間、その予算が編成難に陥つて、非常な苦境に陥ることもあなたは予定の中にお入れですか。
従つて国庫補助金が組まれない。その結果、都道府県、市町村の財政は、この国庫補助金を組み入れて予算を組むわけでございますから、それが一切組めない、こういう状態になる。そのほかに政府の交付金も中止になる。起債も一応ストツプになる。その状態のもとで、今でさえ混乱しておる地方財政が、暫定予算の間、その予算が編成難に陥つて、非常な苦境に陥ることもあなたは予定の中にお入れですか。
会計検査院が行つてから漸やくわかつたというのは、ちよつと私どもとしては解せないのでありまして、本当に文書ができて、或いは書類ができておる通りに農林省なり県が監督をおやりになり、ちやんと検収をおやりになつて、国庫補助金をお払いになつていたらわかるはずであります。
山口県の例でありますが、八千万円ほどの自己負担をそれをぐずぐずしておりましたために、地元では値切つてしまつて国庫補助金だけで工事をやつてしまつておる。そこで工事を請負いに出してしまつてあとで、八千万円が届いた、とても使いようもないというので、検査に参りましたときに、この八千万円を預金にしてしまつておつたという例もございます。
従つて国庫補助金の出し方が七月中に相当額出して頂ければ、それで繋いで行くということも一応考えられます。併し現実の問題として、それがどうしても国庫補助金がいつものごとく遅れて、或いはこの秋八月になるということであれば、やはりここに繋ぎ資金が更に二十億というものが必要となつて来る。それはそれとして、一応ここのところは四十億乃至五十億の繋ぎ資金を一応下さい。
ただこの一般鉱害の復旧に限つて国庫補助金を全く出さないということは曾つての国会における附帯決議の趣旨が没却されておるように考えられる。鉱業権者に過重の負担となり今後の復旧工事の実施に支障がないかを恐れますので、この種公共施設の復旧に対しては国が相当額の補助金を交付して復旧を促進するような御修正を願うことが妥当ではないかと思うのであります。 第四点は第六十六条に関するものであります。
にもかかわらず、この一般鉱害の復旧に限つて国庫補助金をまつたく出さないということは、かつての国会における附帯決議を無視した立法であり、鉱業権者の過重の負担となつて、せつかく法律はできても復旧工事の実施が不可能となるのではないかと思つておりますので、この種公共施設の復旧に対しましては、国が相当額の補助金を交付して復旧を促進するように修正願いたいのであります。
従つて国庫補助金の配分が後廻しにされているが、他方高等学校は校舍狹隘のために、甚しい困難を嘗めている次第であります。文部当局は單に〇・七坪という数字のみによつて国庫補助金の配分を行うならば、当県のごときは非常な不利を免れ得ないことになろう。働うしても特殊事情を考慮して上げねばならん。そうして適正なる配分を要望せざるを得ないと思つた次第であります。
それから次にお尋ねになりました補助金の問題でありまするが、シャウプ勧告では、飽くまで補助金を出しまする経費は、地方団体が出しても出さなくてもいい経費と、つまり地方団体が一般のレベル以上に或る種の仕事をしようとこう考えた場合に、而もそれに対して国庫がそういうことをするのが好ましいと考えた場合に、そういう場合に補助金を出すと、従つて、国庫補助金を例えば二分の一なら二分の一出すと、あとの二分の一は地方団体